片づけの基本～作業前に決めておく4つのルール～

こんにちは。片づけお母さんです(^^♪

春になり、河津桜のように早く咲く桜も見かけるようになりました。これからが桜がたくさん見れるようになっていきますね。

春の時期には進級、進学、就職など生活に変化がある方もいるかと思います。変化がない方でも1年に1回位は温かくなってきたこの時期に、生活の見直しを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

そこで、生活を見直す際は片づけをおススメします。とはいっても、どこから始めればいいのか？何からやればいいのか？など片づけの方法で悩む方もいるかもしれませんね。

今回はそのような方に、片片づけの作業をする前に準備をすることがあります。片付け前の準備で大切なことを4つお話します。これを参考にして片づけをしてくださると嬉しいです。

〇こんな悩みを持っている人におすすめ

片づけの方法がわからない
部屋の整理収納をするときに何から始めればよいかわからない
いつも「片付けなくちゃ」と思っていてストレスを感じる

1.困っていることを書き出して明確にする

今、ご自身が困っていることを考えていきましょう。

例えば、片キッチンが使いづらい、探し物が多い、欲しいものがすぐにとり出せない、物が多くて収納できない、物が捨てられない等々、困っていることを書き出すことで、改善することが明確になりどんな部屋にしたいのかというイメージが湧いてきます。

考える時には、必ずノートに書きだしましょう。書き出すことで、頭の中で想像する以上に自分の悩みがはっきりしてきます。このノートを元に自分の部屋の片づけの計画を立てていきましょう。

2.どんな部屋にしたいのかとイメージをして目標を決める

具体的な片付け作業を行う前に、どんな部屋にしたいのかをイメージしてみましょう。

１つ目の話をすると、北欧テイスト、アメリカンテイスト、カフェ風の部屋にしたい…などを考える人が多いですが、もっと大切なのは自分の住みやすい部屋をイメージすることです。部屋のテイストよりも住んでいる人が快適でくつろげるかどうかが重要です。

一つ注意点があります。その目標はライフサイクルが変わると目標も変わります。ライフサイクルとは、結婚、出産、子供の独立、再び夫婦のみ、さらには単身のみという暮らし方の変化のことです。その時の年齢や、家族の人数などによってどんな部屋にしたいかという目標も変わります。

ライフサイクルによって定期的に目標は変わることがあるので、そのたびに点検するといいでしょう。

また、ライフサイクルと同様に職業、趣味、経済的な特徴などのライフスタイルも人それぞれに変化します。

ライフサイクルとライフスタイルの変化を考えながら片付けの目標を決めましょう。

3.片づけの期間を決める（締め切りを決める）

いつまでにやるのかというゴールを決めることで、片付けのスタートからゴールまでの作業計画を立てることが出来ます。

作業計画を立ててゴールが決まっていれば、片づけをこれから始める人が、つい先延ばしにしてしまうことを避けることが出来るので、片付けの締め切りを決めておきましょう。

4.予算をきめる

「今回は他のものにお金を使うからなるべく費用を抑えよう」や「いくらまでの予算をかけても良いから理想の部屋にしたい」など、整理収納の目標によって予算も変わりますので、しっかり予算を決めておきましょう。

片付けをするときに、どれくらいお金をかけたいのか、掛けたくないのかを具体的な金額を明示しておきます。

まとめ

片づけをしよう！と思い立って作業を始めてみたけど、時間が足らなくて、また元に戻してそのまま・・・なんて経験ありませんか？

片づけをする時には、作業の前にしなくてはいけないことがあるのです。それは自分自身へのヒアリングです。整理収納アドバイザーの私が、今までお客様からの片づけ依頼で、一番大切にしていることが作業前にするヒアリングの時間です。なぜかというと、そこに住んでいる方が「どんな部屋に住みたいのか」を明確にしなければ片付けができないからです。

料理に例えると、カレーが食べたい！というのが分かればカレーの材料を購入して作ることが出来ます。これと同じで、自分の部屋の目標、つまり「どんな部屋に住みたいのか」が分かれば片づけができるというわけです。

皆さんは自分で片付けをしていくわけですから、自分に「どんな部屋に住みたいのか」と問いかけをしながら、困っていることを書き出して、片付けの期間を決めて、予算を組んで、計画を立ててから実際の作業に取り掛かってください。

今回は片付けの作業をする前にやるべきことについてお話をしました。よかったら参考にしてみてくださいね。