#アイキャッチ画像:コクヨデザインアワード公式ページより
あなたは輪ゴムはよく使いますか?そうです、あの輪ゴムです。文房具の輪ゴムです。
使う人もいるでしょうし、あまり使わない人もいると思います。自分は最近あまり使ってないですね。
なんでいきなりこんなことを聞いたかというと、今回紹介する商品が輪ゴムだからです。
あ、この字では間違いですね。今回は紹介するのは「和ごむ」です。最新の文房具です。
え?字を打ち間違えているんじゃないかって?
間違えてませんよ。和ごむです。この商品、すごくおもしろいんです。
和ごむの特徴
この「和ごむ」は「コクヨデザインアワード2013」というコクヨで行っている賞で優秀賞を受賞した作品です。
容易に解き、結びなおせることから、「何度あっても良い」と祝辞全般に使われる水引の蝶結び。輪ゴムにその水引の蝶結びが付くことで、物を束ねる機能にとどまらず、贈り物の最低限のパッケージとなる。そして、それは何度も再利用され、人と人の間を伝播していってほしい。そんなハッピーでエコロジーな提案が評価され、「和ごむ」(受賞作品名:MIZUHIKI BAND)はコクヨデザインアワード2013の優秀賞を受賞しました。
お値段は7本入りで460円です。この値段を見て
「えっ、高くね?」
と思う人も多いかと思います。しかし、この商品の考え方、使い方を見るとそんなことないんです!
コミュニケーションツールとしての和ごむ
この和ごむはふつうの輪ゴムとは少し違う考え方から生まれた商品なんです。その考え方とは
和ごむは輪ゴムの機能に「ありがとう」や「おめでとう」の気持ちをプラスしたものだ
というものです。これは面白い!
この商品を考えた麻生遊さんはまず「輪ゴムは簡単に結べる紐」だと考えています。そして、この考え方に蝶結びの意味を加えています。
蝶結びは「何度あってもよい」という意味が込められていて祝辞全般に使われるものだそうです。
容易に解き、結びなおせることから、「何度あっても良い」と祝辞全般に使われる水引の蝶結び。輪ゴムにその水引の蝶結びが付くことで、物を束ねる機能にとどまらず、贈り物の最低限のパッケージとなる。そして、それは何度も再利用され、人と人の間を伝播していってほしい。
コクヨデザインアワードより
何度も再利用される贈り物の最低限のパッケージ。この考え方は通常の輪ゴムとは異なりますね。
通常の輪ゴムは使い捨てで、文房具としての機能になります。しかし、この和ごむは通常の輪ゴムと違い、贈り物、気持ちを届けるグッズとしての意味合いが強いのです。利便性よりもギフトとしての意味を加えた商品だといえるでしょう。
人と人とをつないでほしいという思いを和ごむに込める。なんだか素敵ではありませんか?
この「和ごむ」は、「ありがとう」「おめでとう」の気持ちをさりげなく伝えることができる水引の蝶結び型のゴムバンド。ちょっとしたお礼やプレゼントに添えたり、自分だけの目印にしたり、借りた物にメッセージを添えて巻くなど、さまざまな使い方ができる。
「和ごむ」で気持ちを伝える…お礼やプレゼントにぴったり!より
この商品を作るプロセスをみてみると、この和ごむのコンセプトがよくわかると思います。
和ごむの作り方
和ごむの作り方が以下のページにのっていました。
このページでは和ごむの実際の製造過程が紹介されています。
ものすごく丁寧に作られていることが分かります。
最後に
今回はコクヨが販売している面白い輪ゴムの「和ごむ」を紹介しました。
贈り物として使える優しい商品ですね。「和ごむは輪ゴムの機能に「ありがとう」や「おめでとう」の気持ちをプラスしたものだ」という考え方がすごく好きです。
今度誰かに贈り物をするときに使ってみようと思います。
あなたも大切な誰かへのプレゼントに和ごむを使ってみてはどうでしょうか?
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