まさかこんなに話題になるとは…
「アドラー式片付け術」がいきなりホットワードに!
「アドラー式片付け術」に関して随分前に書いた記事が、最近いきなり読まれているのです!
この記事がいきなりよく読まれるようになった…
最近、何かのメディアで「アドラー式片付け術」って取り上げられたのかな?#片付け #アドラー式片付け術 #嫌われる勇気https://t.co/tNJxOvUQEG
— kiyofumi_sato (@Kikki_Sato) 2017年3月17日
書いた当初は全く読まれていなかったので、正直驚いています。半年越しって……
まぁ、ブログを書いている身としては非常にありがたい限りです。
それにしても、こんなに読まれているということは、みんな「アドラー式片付け術」が気になっているということでしょう。
以前に書いた記事は下のリンクに貼っておきますね
私も気になっていたものの、きちんと調べられていなかったので今回一気に調べて紹介します。
アドラー式片付けとは?
アドラー式片付けは、名前の通り、片付けの技術とアドラー心理学を合わせることで心も喜ぶ片づけを行おうというものです。
アドラー心理学に関しては『嫌われる勇気』を読むと、ポイントがよくわかります。『嫌われる勇気』は自分の心との向き合い方を真剣に考えさせてくれる非常に良い本ですので一読してみることをお勧めします。
アドラー式片付け術について調べると、主に2人の人がアドラー式片付け術についていろいろ述べていることが多いみたいです。
佐原美和さんと、丸山郁美さんです。一人ずつプロフィールとメソッドを簡単に紹介しますね。
佐原美和さん
整理収納アドバイザーで心理カウンセラーの資格も持っているそうです。
佐原 美和(さはら みわ)
大阪府在住
整理収納アドバイザー/ 日本メンタルヘルス協会・公認心理カウンセラー
「凜と美しい収納」をコンセプトにサポート行う「凜花」主宰片づけたいのに片づかない人たちの相談を受けているなかで今までの整理法の知識だけでは、片づかないことに着眼し、アドラー心理学をベースに自分自身の体験やクライアントとのセッションを集約した独自のメソッドを開発
「自分らしい部屋に整える」ことを提唱するセミナーは今まで、片づけられなかった人でも「心の整理が出来れば部屋は片づく!」と好評をいただき整理収納のセミナーや講演会を全国各地で開催中
2015年10月 著書「片づける勇気」(KKベストセラーズ)発売
佐原美和公式ホームページより
以前の記事でも紹介した『片づける勇気』の著者です。
アドラー流・片づけ上手になるための法則10
『女性自身』というメディアで、佐原さんの片付けのメソッドが簡単にまとめられていました。
【1】散らかった部屋をそのままにする「目的」を考える
【2】片づけられないことについて言い訳をしない
【3】「あと片づけ」と「整理」を分けて考える
【4】モノの定位置を決める
【5】「目的」をはっきりさせ、「目標」を設定して整理
【6】モノを捨てるか否かは「プラス/マイナス」で決める
【7】捨てることに罪悪感を持たない
【8】リビングやダイニングは家族でルールを決める
【9】片づけない家族には「私はなぜ片づけたいか」を伝える
【10】リバウンドしないため、少しずつ片づける
考え方や、自分の心との向き合い方を大切にしている印象です。
「人は心の整理ができない間は片づけられないのではないか。片づけに一番必要なのは収納術の知識やテクニックではなく、心の整理なのだ」
私たち「片づけ生活」も片付けの作業に入る前に、どんな生活を送りたいのか、どんな生活環境にしたいのかをまずはっきりさせることが重要であるということを繰り返し述べています。
片付けの入る前に、自分の理想、心と真剣に向き合うことを強調するというのは大いに同意です。部屋というのは自分の考えを把握する場所であってほしいという願いがありますから。
佐原さんのブログのURL貼っておきます。
丸山郁美さん
2人目は丸山郁美さんです。
大学卒業後、ホテル業界に就職するが、妊娠と同時に退職。
里帰り中に当時保育士の母から、アドラー心理学の存在を
教えてもらう。幸せな家庭を夢見たのも束の間、子育てが始まってから思うように
部屋を整えることができなくなり、イライラママに。自分のイライラを何とかしたい一心でモノを捨て、
部屋を片づけ
始めるが、
今度は家族が協力してくれない!とイライラ。通常の片づけノウハウだけでは幸せな家庭は築けないことを実感し、
自身が育ってきた環境を思い出して、
2008年から
アドラー心理学のコミュニケーション手法を
片づけに取り入れる。2012年4月
毎日笑顔でいられる気持ちよさと、
家族を勇気づける大切さを伝えるため、
片づけのカウンセリングとサポートを行う
「勇気づけホームオーガナイザー」として活動を開始。
アドラー流お片付け6ステップ
Suzieというブログで、丸山さんのアドラー式片付け術の6ステップがまとめられていました。
(1)行動を「イメージする」
(2)全部出して分けて減らして「整理」する
(3)「収納」する
(4)「片づけ」のポイントは「使ったら戻す」
(5)「掃除」も1日1回できれば十分
(6)「見なおし」でライフスタイルの変化に対応
7年間で750世帯が片づいた「アドラー流お片付け」6ステップより
こちらの方が具体的なのかなという印象ですね。
(1)の「イメージする」は私たちもかなり強調しています。片付けの作業に入る前に、理想の部屋・生活をイメージしましょう。
著書も出ているみたいなので、参考にしてみてはどうでしょうか。
ブログも書いているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
自分の心と真剣に向き合う片づけ、それがアドラー式片付け術!
いかがでしょうか?
今回は注目の「アドラー式片付け術」について、いろいろな記事を参考にまとめてみました。
主に提唱している2人の整理収納アドバイザーの方法論も簡単に掲載してみました。
いろいろ調べて感じたのは、アドラー式片付け術は提唱している人によって微妙に内容は違うものの、大きな部分は同じだなということです。
アドラー心理学をベースにしているだけあって、自分の心と向き合うこと、部屋を片付けるための目的を真剣に考えるといったことをすごく大切にしていることが伝わります。
片づけに一番必要なのは収納術の知識やテクニックではなく、心の整理なのだ
片付けは自分の心、人生と向き合い、理想に近づくための強い味方だということが改めて確認することができます。
今回取り上げたアドラー式片付け術に関する本を読んでもいいでしょうし、『嫌われる勇気』を読んでもいいと思います。
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