今回お話するのは、
家族との思い出があふれている品が捨てられない時はどうすればいいの?
です。家族との思い出の品はなかなか思い切って捨てることができないと思います。今回の記事を参考にうまく折り合いをつけながら片付けができますように。
思い出が邪魔して物が捨てられない
という番組で「思い出シンドローム」という面白い言葉が取り上げられていました。今回の話をするために、番組で紹介されていた内容をまとめますね。
テレビ番組で取り上げられていたケースは「空き家特集」とのことで、芸能人(名前忘れました笑)のお母さんがなくなり、空き家となってしまったというもの。
お母さんが住んでいた空き家のため、遺品がたくさんありました。お茶のセット、着物、琴、等。どれも本人は使いません。
迷わずに捨てることができれば部屋がスッキリして問題は解決するのですが、母との思い出があるため処分ができないという悩みでした。
思い出があるため、要らないとわかっていても捨てられない状況を番組では「思い出シンドローム」と表現していました。
番組の中では、母の遺言で民泊にし、遺品は民泊に活用する形で終了。他人に任せるのは一つの手段ですね。
今紹介した事例はテレビの番組でしたが、実際にこのような場面になったらどうしようと考える人は少なくないでしょう。
ということで、ここからは家族、親しい(親しかった)人との思い出がある品をどのように扱うべきかを考えることにします。
家族との思い出が残る品はどう処理すればいいの?
本人が使わないから捨てればいいのにという考えもあるかもしれませんが、自分の親しい人が残していったものをためらいなく捨てるというのも難しい話です。
また、モノの量が多いといざ自分で捨てようと思ってもなかなか作業も進みまない可能性があります。
思いつく限りの解決策を紹介します。多数ある解決策の中でも現実的で無理のない手段を厳選しました。
1.思い出の品を判別する
なにはともあれまずは家に残っている思い出の品を判別しましょう。具体的には以下の4つの項目を確認します。
- 形
- 思い出のものに価値があるのか
- 写真にとって置くことが可能なのか?そもままでとっておきたいのか?
- モノが自分にとってどんな思い出があるのか?
これらの項目が自分の中で整理できると、どうすればよいのか、どうしたいのかが自分で判断できるでしょう。
多くの方は思い出の品を冷静に判別することなく、捨てたり売ったりと行動に移ることが多いです。そうすると、あとで「捨てなければよかった」と後悔したり、捨てようと思っていたものが一つも捨てることができなくなったりします。
2.他の家族と協力する
できる限り家族で協力することを意識しましょう。思い出の品の持ち物によって対処方法は変わりますが、家族と話し合い解決策を見つけることが有効です。
亡くなった家族との思い出の品であれば全員で話し合ってどうするか決めればよいでしょう。また、昔家族と出かけたときの思い出なんかも家族でその思い出のことを話しつつ、どうすればよいか決定すれば決断がしやすいかもしれませんね。
相談できる家族がいるのであれば、相談しないで自分だけで決めるというはもったいないと思います。ぜひ、家族で話し合って処理の方法を決めてください。
3.売ってお金に換える
モノによっては気が進まないかもしれませんが、売ってお金に換えるのは有効な手段の一つです。
自分にとって価値がなくても意外に欲しがっている人はいるもの。先ほどの例でいえば着物やことなどは興味がない人からすれば価値はなくとも「いいな~」と思う人がいるかもしれません。
今はフリーマーケットやリサイクルショップなど売る場所がたくさんあります。また、メルカリ、ヤフーオークション、ジモティー等のスマホアプリでも売ることができます。
家族で話し合って「これは売ってもいいかも」と思えたら売って、お金に換えることも考えてみましょう。以外にも高額で売れるかもしれませんよ?
4.業者に捨ててもらう
どうしても捨てられないもの、どうやって捨てればいいのかわからないもの、売ることもできないもの等は業者にお願いして捨てましょう。
要らないものを家族で話し合ってピックアップすれば後は業者に任せればいいので楽ですよ。ピックアップは家族で丁寧に話し合ってください。自分が良くても他の家族にとっては絶対に嫌だというものもありますし。
また、家族のものを大量に捨てたことがない人は要らないものを
- 業者に頼ん捨てるのはお金がかかってもったいない
- すべて自分たちで捨てれば問題ないのでは?
と考えるかもしれません。
しかし、自分のものを捨てる以上に人の持ち物を捨てるのは予想以上に難しいです。簡単に捨てることができればプロの業者は存在しないと思いませんか?
5.プロに相談して有効活用する
先ほど紹介したケースのように「民泊にしてしまう!」といった捨てる以外の有効活用ができるかも?
民泊でないにしても家族で相談しつつ、プロに相談してみたら面白いアイデアが生まれるかもしれませんね。
ですから、ぜひ家族に相談しつつ、片付けのプロインテリアのプロ等古いものや部屋を扱うプロに相談するのはありです。
ただし、一つ注意してほしいのはプロに相談するにしても自分にあった人がいます。有名な人であっても自分の相談内容や部屋、家族の状況が適していないかもしれません。
おススメは一回無料で電話相談をすることです。電話をして
- 自分の状況を親身に聞いてくれるのか?
- 今の状況に対して適切な解決策を提案してくれるのか?
- そもそも相談したうえで何をしてくれるのか?
などを理解できると、ミスマッチになる確率も減ります。せっかく相談するのですから、自分のあったプロに相談してください。
最後に
ここまで家族と思い出の品をどのようにするべきかを書いてきました。正直、家族との思い出の品は片づけるのが非常に難しいです。
私たちのセミナーや講座では一番最後に手を付けることをお勧めしています。一番難しいものから始めて自信を無くすのはもったいないですからね。
とはいったものの、今回紹介した番組ケースのようにいきなりどうにかしなければいけないケースも発生するので「家族との思い出の品はどのように片付けるべきなのか?」を考えておくのは大切です。
まずは、今回の記事で紹介した方法を試してください。
また、余談ですが、最近親の部屋を片づけることについて考えさせられた良書を読みました。
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漫画で読めて実家を片付けるときに考えるべきことを理解できます。
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