11月10日テレビ朝日の番組「アメトーーク」で読書芸人の特集がやっていたそうです。興味があったのですが、自分は見ることができませんでした。残念!
メイプル超合金のカズレーザーさんの本の管理がものすごく独特!
この番組の中でひときわ注目を浴びているのがメイプル超合金のカズレーザーさんです。
何が注目を浴びたかというと、本の管理方法です。
カズレーザーは驚くことに「本棚を持っていません」という。本は床に直置きで、40センチほど積みあげているだけ。
「20冊くらいになったら後輩にあげたり、古書店に売ったりする。読み終わったらスグ処分しちゃいますね」
モノを持たない暮らし「ミニマリスト」よろしくあっさりしたものだ。2回読まない?と聞かれると、
「2回読みたいときはまた買って、その作者のかたにお金が入るのが正しいと思うんですよ」
とキッパリ。
自分もニュースを見て知ったのですが、面白いですね。本をどうやって管理しようかという話ではなくそもそも本は持たないというわけです。
賛否両論!
これには賛否両論あったみたいです。まぁ、こういう変わったことを言うと必ず賛成も反対もありますわな。
ネットでも「考え方にとても共感する」「身軽でかっこいい」など話題になり、ツイートはトゥギャッターにもまとめられた。しかし、コメントは称賛ばかりではなく「買いたいときに買える本ばかりじゃない」という意見も多かった。
「絶版になって版元にもなく、復刊予定もなく、流通在庫もないから、古本屋巡って見つからなかったら二度と手に入んないんだよ!(怒)」
「確かに年間数百冊レベルだと物理量が洒落にならないんでそうしたい…だが現実問題恐らく今の自分の蔵書の8割は絶版か品切れ重版予定無し、とかだろう。専門書とかは重版しないことのほうが恐らく多い」と嘆く人や、中には「2度と読まなくていい本しか読んでないんだろ」というツッコミも。
また、「お金に余裕がある人はそういうのもありかもね。自分はお金に余裕がないから基本的には何度も読みたい本しか買わない。それ以外は図書館」など、金銭面で難しいという見方もあった。
むしろ反対意見のほうが多いのかな…
この意見を見ていると100%賛成か半たんじゃないとダメなんですかね?というのが本音です。この管理法はカズレーザーさんの発言を見るとすごく良いということができるんです。
どういうことか?少し説明を加えますね。
カズレーザーさんの本の管理方法で大切にしたいポイント
この話で強く意識してほしいのが以下の3点です。カズレーザーさんの本の管理はカズレーザーさんの発言を見るとすごく良いとさきほど書いたのは3点を満たしているからなんです。
- 自分の読書に関する姿勢が表れる本の管理をしているか
- すぐにさっと読むことができているか(きちんと管理できているか)
- 生活スペースに合った形になっているか
ですから、カズレーザーさんの本の管理は万人にとって良いかどうかはわかりませんが(というよい、そもそも万人が喜ぶ本の片づけなんてないと思う…)、カズレーザーさんにとっては良い片付け方をしているといえるのではないでしょうか。
1.自分の読書に関する姿勢が表れる本の管理をしているか
もっと大事なのは、本棚を片付けて管理する場合は自分の読書生活を充実させることができる管理方法を行うということです。つまり、自分の読書に関するポリシーがきちっと現れる本の片づけを行い、管理する必要があるのです。
いくら、ブログなどでかっこいい本の収納術があっても自分の読書パターン、ポリシーと合わなければ採用することはできないということです。
ちなみにカズレーザーさんの場合は
- モノを持たない(一回読んだらスペースの無駄だから捨てる)
- 好きで読んだ本の作家が利益が出るようにする
- 読書を楽しむ
ことをポリシーとしているように思えるので、本棚を持たずに40センチほど積み上げるというのは手段としてありなのかなと思います。
カズレーザーさんの本の管理について
- 「絶版の本はどうするんだ」
- 「そんなお金の余裕はない」
- 2度と読まなくていい本しか読んでないんだろ
などどいっている人はその考えをきちんと表現できる管理をすればいいだけの話です。
もう二度と手に入らない大切な本を何回も読みたかったら、その本を中心に本棚の中を整えればいいです。お金に余裕がなければまずは図書館で読んだりたちよむでさっと呼んでみて、どうしても何回も読みたいものだけ買うことだってできます。
自分の生活、読書の姿勢、ポリシーをきちんと自分で理解したうえであればオリジナリティのある本の片づけ、管理ができるはずです。
ちなみに、自分は気に入った本は何回も読むタイプなので本棚を置いています。この場合、一回読んで終わる本があったりすることもあるので、
- 定期的に本を見直す
- 新しく読んだ本が理解できる並べ方(後入れ先出し)を採用する
ということを意識しています。私の本の片づけに関しては以前にブログに書いたので参考にしてみてください。
片づけが苦手な人必見!誰でもできる本棚の整理収納の3ステップ
今回改めて、自分の読書の姿勢、こだわりたい部分をきちんと出した本棚を片づけをしたいと思いますね。
2.すぐにさっと読むことができているか(きちんと管理できているか)
いくら自分のポリシーが出ていても自分の読みたい本がどこにあるのかわからないのであれば意味がありません。一番最初に紹介したニュース記事にあったこの言葉が自分としては気になるのです。
又吉は、「絶対あるけど見つからないからまた買う」
このコメントは片付けに関してサービスをしている身としては気になる部分です。
自分の読みたい本がきちんと取り出せるというのは非常に大切です。読みたい本がどこにあるのかを自分で理解し、かつすぐに取り出せる状態にする必要があります。
その点でカズレーザーさんは本が少なく簡単の取り出せているので問題はないでしょう。
3.生活スペースに合った形になっているか
本の量が多い、少ないというのは住んでいる部屋の生活スペースとの兼ね合いになります。
他の人より本を持っている数が多くても、スペース的に問題なければ多くはないでしょう。逆に人よりも持っている本は少なくてもスペースが小さければ多すぎるということになるでしょう。
また、生活スペースには本だけでなくいろいろなものがあります。ですから、本棚とほかのモノとのバランスがきちんととれているか、本棚がほかの家具を圧迫していないかは注意する必要があります。
最後に
今回はカズレーザーさんの本の管理からわかる本の片づけ、管理で大切にしたい3つのポイントをお話ししました。
本の管理は人それぞれですが、それでも自分の生活をイメージしてそのイメージにあた本の片づけ、管理をしてください。
もし今一つ方法がわからない場合は私たちのサービスを活用してみていください。
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