今回はいつもの片付けの記事とは少し違う観点から、片付けの方法を学びましょう。
今回は「江戸時代の庶民の家から整理収納を学ぼう!」ということで江戸時代の庶民の家から感じた、片付けに大切なポイントを3つ紹介します。
江戸時代の庶民の家
下の写真は江戸時代の庶民の家です。江戸東京博物館で撮りました。
博物館を見るに、一部屋しかありませんでした。写真を見てわかる通り非常にシンプル。
現代人は間違いなく江戸時代の家には住めません。だって、ここまでものを減らすことできませんよね?整理収納アドバイザーの我が家でもさすがにできません。
6畳くらいの部屋に生活用品の全てを収納しないといけないわけです。そもそも現代の家電は置けないのでここまではできません。
それはさておき、非常にすっきりしていますね。どうやったら江戸時代の庶民の人の部屋のようなすっきりとした部屋にできるのでしょうか?
不可能な点もありますが、学べる点も多いです。
江戸時代の庶民のようにすっきりとした生活をするためには?
今回紹介したいポイントは3つ。
- 極力ものを少なくする
- 作業導線にそった収納を意識する
- 一つの部屋を複数の目的で使う
これらは時代に関係なく意識できるポイントです。一つずつ説明します。
1.極力ものを少なくする
なによりもこれでしょう。
江戸時代の人ほどものを減らすことは難しいかもしれませんが、不必要なものを減らし自分にとって必要なものに囲まれた生活ができるのが理想です。
部屋の広さに対してものが少なければ、
- 気持ちがすっきり
- ものの位置が把握しやすい
- 余計なものが少なくなるため、生活が楽
- 部屋の見た目が綺麗になる
など、いいことづくし。
ぜひ、今の自分が持っているものを見直してください。いらないものを捨て、いるものを残す作業は整理収納の全作業の中で最も大切な「整理」のステップです。以下の記事にて詳しい解説をしていますので、参考にしてください。
2.作業導線にそった収納を意識する
作業導線に沿った収納を行うことも重要なポイントです。
作業導線を意識した収納とは家事などを行うときにあまり動かなくて済むような収納を行うことを意味します。
生活の中の動きに合わせてものを収納することによって生活がぐっと楽になります。ご飯を作るときに料理道具が近くにあって食器が手元にあればスムーズに夕飯が作れますよね?
欲しいものを動き回ることなく、すぐに取り出せる収納を意識しましょう。
作業導線についての話は動画にしたのでよかったら参考にしてください。
3.一つの部屋を複数の目的で使う
江戸時代の庶民の部屋をみると、畳数枚の部屋で全ての生活がなりたように工夫されていることがわかります。これはぜひとも参考にしたい。
現代の部屋は基本的にリビングはリビング、などのように一つの部屋が一つの役割になっています。
江戸時代の部屋のように一つの部屋に複数の役割を持たせると生活がスムーズになります。リビングで食事を取り、休憩をして勉強もリビングでできるようにする等、生活上の役割を集中させてみてはいかがでしょうか?
最後に
いかがですか?
今回は江戸時代の庶民の部屋からわかる片付けのポイントを3つ紹介しました。
- 極力ものを少なくする
- 作業導線にそった収納を意識する
- 一つの部屋を複数の目的で使う
今から江戸時代の家と同じ広さの家に住むことはできませんし(狭すぎる!)、全てを一気に実践することは難しいかもしれません。
それでも、今回のポイントを一つでもできると部屋が綺麗になり、生活はグッと楽になりますね。
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