「部屋が汚くて困る!」
「モノが多くて片付けたいんだけど、手が付けられない」
こんな悩みを持っている人はよく片付けのプロにお願いして代わりに片付けようと考えるかもしれません。
たしかに、今は代行サービスもかなり充実してきているので、お手ごろな値段で片付けを頼めるかもしれません。
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しかし、ただ片付けるのが面倒だからという理由だけで代行業をお願いして丸投げすると大変なことになってしまう可能性もあるんです…
「必要なモノまで捨てられてしまう」という悲しい事態
yahoo知恵袋を見てみると、片付けのプロに断捨離を任せたら必要なモノまですべて捨てられてしまったという投稿がありました。
片付けができないので、片付けのプロに依頼して断捨離を勧められ、お任せコースをお願いしました
作業が終り、気になったので回収のトラックにあるゴミ袋を見てビックリ
アイロン、仕事の制服、お金が入っている小銭入れ、子供の携帯、3ds、ビデオカメラ、水筒、デジカメ、子供のアルバム、テレビのリモコン、子供の教科書など必要な物も回収のトラックのゴミ袋にありました
結局、全部見るからとゴミ袋を戻してもらい元の木阿弥、、、
断捨離をお願いしたのに、前よりゴミ屋敷に、、、
断捨離のアドバイスお願いします
ゴミ袋20袋は捨てれました
yahoo知恵袋より
これ、かなり悲しいですよね…代行をお願いしたら全部すられてて、結局もっと汚くなってしまったわけですから。
知恵袋に書かれている「片付けのプロ」もお客様の要望をきちんと聞いていないので、問題があるなと思いますが、今回注目したいのは「なぜこのようなことが起きてしまったのか?」ということなんです。
いるものと要らないものは自分にしかわからない
なぜこのような問題が起こるのかというと、代行した人に必要なモノと必要でないものの区別を任せてしまったからなのです。
片づけを行うときに最も大切なのは自分で自分のモノを把握するということです。人に任せるにしてもこれだけは自分で行わないといけません。
代行業の人がプロであったとしてもあなたのモノがいるのかいらないのかは完全にはわからないということなのです。(まぁ、だとしてもさすがに捨てすぎですし、クライアントに聞かないで判断するというのはプロとしてどうなのかと思いますが…
ですから、片付けをする時に、人にお願いしても自分でやってもいいと思いますが、きちんと自分のモノを自分で判断してください。
でないと、何を捨てていいのか、何を残したらいいのかがわからないからです。自分のものは自分にしかわからないのです。
これは代行にお願いするときだけの問題ではありません。誰かに片付けをお願いするときも、誰かの片付けをするにしても「持ち主が持ち物をちゃんと把握しているのか」ということは十分に注意してください。
これは片付けにおける「整理」という段階の最も重要なポイントです。
「いるもの」「いらないもの」の判断基準をどこに置くかということ、それがまさしく整理することにつながっていきます。
いざ捨てようと思っても、「いるもの」「いらないもの」の判断基準が明確でなければ、「やっぱり必要かも」「いつか使うかも」と迷いが生じて、捨てられません。
『トヨタの片づけ』p66より
自分で片づける時にも、人に片付けを依頼するときにも強く意識してください。
もちろん、家族の部屋を勝手に片づけるのもまずいですよ。家族にとって必要なモノをうっかり捨ててしまうということになりかねませんからね。
もし、必要なものと必要でないものを分けられない場合は私たちが相談に乗ることもできるので連絡してみてください。
04-7132-9071
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