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[書評]「人生を面白くする本物の教養」を紹介します!出口さんの教養力を身につけるコツ満載!

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今回はこの本を紹介します。「教養」というものに関して非常にわかりやすく説明してくれています。

ためになる良い本だと思いますよ!

いつも通りレビューを進めていきます。

タイトル、著者、出版社

タイトル:人生を面白くする本物の教養
著者:出口治明
出版社:幻冬舎新書

著者に関してはいろいろ言うまでもないですね。ライフネット生命の会長、CEOです。詳しく知りたければ、名前を検索すればいろいろ出てくると思いますよ。

幻冬舎のページでコラムもあるので、見てみるとこの本をさらに楽しめそうです。

ようこそ「出口塾」へ!「人生を面白くする 本物の教養」をお教えします

目次

第1章 教養とは何か?
第2章 日本のリーダー層は勉強が足りない?
第3章 出口流・知的生産の方法
第4章 本を読む
第5章 人に会う
第6章 旅に出る
第7章 教養としての時事問題ー国内編ー
第8章 教養としての時事問題ー世界の中の日本編ー
第9章 英語はあなたの人生を変える
第10章 自分の頭で考える生き方

大まかな内容

この本はすごく大まかに言うと、

・教養とは何か
・どのように教養を身につければいいか

この2つの問いに対して著者の考えを述べています。この本を読むと、自分は何を学ぶべきなのかを考えることができるのではないかと思いますね。

《ビジネスにも必須! 》
本を読み、人に会い、
旅をする。そして
自分の頭で考え抜く。

教養とは人生における面白いことを増やすためのツール。
であるとともに、グローバル化したビジネス社会を
生き抜くための最強の武器である。その核になるのは、
「広く、ある程度深い知識」と、腑に落ちるまで考え抜く力。
そのような本物の教養はどうしたら身につけられるのか。
60歳にして戦後初の独立系生保を開業した起業家であり、
ビジネス界きっての教養人でもある著者が、
読書・人との出会い・旅・語学・情報収集・思考法等々、
知的生産の方法のすべてを明かす!

Amazonより

教養とは何か

教養とは、人生におけるワクワクすること、面白いことや、楽しいことを増やすためのツールです。
P20

これが教養の本質であると著者は語っています。これは勉強の本質そのものなのではないでしょうか。教養とは、他人の評価を高めるためのものではなく、あくまで自分の人生を豊かにするものだというわけですね。

以前にも学生時代の勉強に振り回されないことについて書いたことがあります。教養を身につけるというときには学生時代の「テストで点を取るための勉強」から離れたほうがいいんじゃないかなと思えてくるんです。

「学生時代の勉強」に振り回されないで自分に向いていることを探すのはありだと思う

教養の核は2つあると書いています。

1 「面白い」を生み出す、豊富なボキャブラリー+「広く、ある程度深い知識」
2 自分の頭で考える

この2つが教養をつくり、この教養を身につけることが重要であると書いています。

どのように教養を身につけるか

教養について述べた後、教養を身につける方法として、教養を身につけるための考え方と教養を身につける「本、人、旅」について書かれています。

今までの社会は考えること、教養を身につけることが必要なかったが、今の時代は教養を身につけていかないと世界でも通用しなくなってきていることも教養を身につける必要がある理由の一つになっていますね。

この本を読むと、世界でも通用する教養を身につけるための考える習慣、ポイントがわかるでしょう。

事例

目次でいうと、第6章までで

・教養とは何か
・どのように教養を身につければいいか

についてのポイントを述べた後、最後に時事問題と英語についてかいています。

そして、総括として教養を身につけるための人としての生活習慣、考え方を示してこの本は終わりになります。

感想

この本はどのようにすれば教養を身につけることができるのかという方法の面に重きを置いているように感じました。

取り上げている話題は教養とは何か、どのようにすれば教養を身につけることができるのかという2点が主でした。しかし、自分の感覚ではこの2点が中心にもかかわらず、非常に多くの内容を読み取れる非常に中身の濃い本だなという印象です。

ちまたにあるような、試験で点を取ることだけに焦点を当てた勉強法(私はこういった本はレビューしないです。書けることがないので)に比べると内容の濃さは段違いです。

教養というと「雑学王」のように、いろいろな話題・言葉を知っている、いわば広く浅く知ることだと勘違いをしていました。

しかし、この本を読むとその印象は大きく変わります。教養は広く、それなりに深い知識をもとに考えることで身に付くのです。「覚える」よりも「考える」ことが教養の本質だというわけです。

このように考えると、自分の勉強はまだまだ狭いし浅いなと改めて思えてきます。

この本を読んでいると、いろいろなことに触れながら、もっとたくさんのことを知り、考えたいと感じるのです。自分の興味のあることをテストとか、資格だとかを考えることなく深めていきたいですね。

やっぱり、勉強も教養も楽しいから深めることができるものだなというのが正直な感想です。

ぜひ読んでみてください。

教養とは何か、学ぶとは何かを知ることができ、早くいろいろなことを知りたくなりますよ!

今回はこれで終わりにします。

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きっき
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