今回は「モノを捨てる」といった時に2つの考え方について書いていこうかなと思います。
片づけを行うときには捨てるということがすごく大事になりますので、確認していきましょう。
捨てるということは整理収納ではすごく大事!
モノを捨てるというのは整理収納の時にすごく大切になってくる話です。
整理収納では整理という概念がすごく大事で、その整理のお話をする時に「モノを捨てる」という話がよく出てくるのです。(整理に関する詳しい話はここでは書ききれないので、どこかでおいおい書いていきますね。)
自分は、現在整理収納について勉強をしているのですがどうにも捨てるということはすごく大切な作業だという気がします。
捨てるということの2つの考え方
捨てるということについて、いろいろな本を読んだり、自分で考えてみると、どうやら捨てるときには2つの面があるなと思ったのです。
1つ目 いらないものを捨てる
これはわかりやすいのではないでしょうか。「捨てる」といったらいらないものを処分するということが思い浮かぶでしょう。
自分の手持ちの荷物などのモノを見直して、
「これはいらない」
と思ったものをすてる。これは、捨てるということの側面の一つですし、イメージがしやすいはずです。この「捨てる」の意味はわかっていただけるでしょう。では、もう一つの側面とは何でしょうか?
2つ目 自分が最も大切にしたいものを残す
整理ということを勉強していると、どうも捨てるという作業にはこの意味がある気がするんです。ピンとこない人がいると申し訳ないのでもう少し説明を加えますね。
モノを捨てるときには何を残し、何を捨てるかを決めて捨てることになりますよね。このとき、減らすものよりも残すものに注目するという考え方もあるのではないかということです。
自分の手元にあるものを減らすことで、自分が一番大切にしたいものを見つめなおす、そのうえで自分の一番大切なものを強調させる。モノを減らすとそういう効果もあるのではないかと思います。
以下の言葉は『佐藤可士和の超整理術』にある言葉です。この言葉はまさに自分が伝えたい「捨てる」という言葉の2つ目の意味を説明してくれていると思います。
「何のための捨てるのか?」といえば、本当に大事なものを決めるため。そして、大事なものを、より大切に扱うためなのです。
『佐藤可士和の超整理術』p215より
もっと楽しく「捨てる」作業をしましょう!
整理収納を本格的に行おうとすると、どうしても「捨てる」という作業が出てきます。何かを捨てるというと、正直あまりポジティブになれないかもしれません。その気持ち、すごくわかります。
しかし、今回紹介した捨てるという行為の2つ目の側面を考えていただくと、もっとポジティブにとらえられるのではないかなと考えています。
モノを「捨てる」という行為が、単に廃棄するというような無謀な行為ではなく、非常に積極的な整理のための行為である、ということです。
整理をすることによって、皆さんの人生が変わりだすスタートだという風にとらえたら、整理はもっと楽しくなるはずです。そういう風に意識を変えていくと、整理をこれまでとは全く違った活動として楽しめるようになります。
これから本格的に片づけをする方は、ぜひぜひ「捨てる」という作業を、そして整理を楽しんで行ってください。
私たちは整理収納を楽しく行うためのサービスを提供しています。当社のサービスを受けると「捨てる」ことが楽しくなります。あまりの変化に驚いてしまうでしょう。
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