整理収納アドバイザーという資格がだいぶ浸透してきて、注目を浴びるようになってきているような気がします。
ユーキャンのCMでも話題になりましたしね。
ちなみに当サービスも整理収納アドバイザーが手掛けていますよ!千葉県の整理収納アドバイザーとして活動しています。
整理収納アドバイザーについて知りたい方は以下の記事を参考にしてください。整理収納アドバイザーについて詳細に説明しています。
どうやってなるの?整理収納アドバイザー
整理収納アドバイザーといっても1級と2級があります。もちろん、1級のほうがセミナーを行えたり、お客様の家に行ってサービスをしたりできるので、いろいろ便利なわけです。まさに「プロ」といえるのは整理収納アドバイザー1級でしょう。
1級の仕事について、ユーキャンのページにわかりやすい説明が載っていますね。
実際、私たちが行っている「整理収納アドバイザー2級認定講座」を受講していただいた方の中でも「このまま整理収納アドバイザー1級になりたい」という人は多いわけです。
ちなみに、私は現在1級の資格を取るために試験を受けて結果を待っている状態です。
整理収納アドバイザー1級という資格は取得するためにいくつか踏まなければいけないステップがあるので紹介します。
資格を取らなくても片付けに関するサービスを行っている人もいますが、資格を取ったほうが便利なこともあるので参考にしてみてください。
整理収納アドバイザー1級になるための方法は大きく2つ
「整理収納アドバイザー1級になりたい!」
と思った場合、大きく2つの方法があります。
- ハウスキーピング協会の講座を利用して資格を取得するパターン
- ユーキャンで勉強して資格を取得するパターン
現在のところこの2つの方法しかないので、整理収納アドバイザー1級になるとしたらどちらかの方法を選択する必要があります。
一つずつ見ていくことにしましょう。
1.ハウスキーピング協会の講座を利用して資格を取得するパターン
個人的には、これが一番オーソドックスで、片付けの技術が身につきやすい方法だと思います。
ハウスキーピング協会の説明を一回引用してみますね。
整理収納アドバイザー2級認定講座受講 または 整理収納教育士に認定
|
| ・2級認定講座受講後、予備講座へ申込可能です
| ・整理収納教育士の認定証がお手元に届いた後、予備講座へ申込可能です
↓
整理収納アドバイザー1級予備講座受講(2日間)
|
| ・予備講座を修了した方、予備講座申込済みの方は、1次試験の申込可能です
| ・ユーキャンで1級予備講座を修了した方は、修了証がお手元に届きましたら申込可能です
↓
1級1次試験受験
↓
1次試験合格発表(約1ヶ月後)
↓
1級2次試験受験
↓
2次試験合否通知送付(2ヶ月以内)
いかがでしょうか?わかる部分もあるでしょうけど、わからない部分も多いのではないでしょうか?
もう少し詳しく説明を加えていきますね。整理収納アドバイザー1級になるには以下の手順を踏むことになります。
- 整理収納アドバイザー2級認定講座、または整理収納教育士に認定する
- 認定証が届く
- 1級予備講座を受講する
- 1級1次試験を受験
- 結果が届く
- 2次試験を受験する
- 整理収納アドバイザー1級!
一つずつ見ていきましょう。
a.整理収納アドバイザー2級認定講座、または整理収納教育士に認定する
まずは整理収納アドバイザー2級認定講座を受講してください。この講座は1日の講座で整理収納の基本を1から学ぶことができる講座です。
この講座を受講することで片づけの方法を学び、心構えを知ることで片付けを実践するための知識と動機を得ることができます。そして、整理収納2級の資格を手に入れることで1級予備講座を受講することができるようになります。
2級認定講座を受講しないと1級になることはできないというわけですね。
ですから、整理収納アドバイザー1級になりたい人はぜひ受講してください。
私たちも「整理収納アドバイザー2級認定講座」を千葉、東京などで行っているので、参考にしてください。
整理収納アドバイザー2級認定講座~千葉を中心に東京、茨城などで行っています~
もし、日程がない場合はハウスキーピング協会のホームページから探してください。
整理収納教育士については私は把握していないので、ホームページから確認してみてください。
b.認定証が届く
2級認定講座を受講してから約1か月後に認定証が届きます。この認定証があると1級予備講座を受講できます。
c.1級予備講座を受講する
認定証が届いたら1級予備講座を受講することになります。予備講座の詳細についてはハウスキーピング協会のホームページに書かれているので参考にしてください。
この講座では整理収納アドバイザー1級と2級の違い、1級に必要なスキル・知識を2日間にかけて詳細に説明されます。この講座を受講すると1級としてお客様にサービスを提供する土台を身に着けることができるでしょう。
1級を目指している場合は2級を受講した後、1級予備講座がないかを早めに確認することをお勧めします。1級予備講座は講座の数が少ないためになかなか希望の比に受講するのが難しいのです。
個人的には2級認定講座を受講した日に予備講座の日程を調べることをお勧めします。
d.1級1次試験を受験
予備講座を受講したら、いよいよ1級の試験を受けることができます。
試験は筆記の一次試験とプレゼンの二次試験があります。
まずは、筆記の1次試験を受験します。1次試験は100点満点で70点以上で合格です。大体70~80%の合格率だそうです。
詳細のページを載せておきます。受験日や受験の情報をチェックしておいてください。
e.結果が届く
1次試験を受けてから1か月後に結果が届きます。この結果が合格であれば晴れて2次試験を受けることができます。
f.2次試験を受験する
2次試験はプレゼンです。1次試験が受かればいつでも受けることができるので、場所と日程が合うときに受験してください。
プレゼンについてはプレゼンのテーマ決めの注意点や、パワポは使用できないなど見落としがちで、見落とすととんでもないことになる項目があるので丁寧に確認して受験してください。
いかに2次試験について詳細を貼っておくのでチェックしてください。
g.整理収納アドバイザー1級!
2次試験が合格であれば、これで整理収納アドバイザー1級です。片付けのプロフェッショナルです。
合格した後はハウスキーピング協会からいろいろなお知らせが来るので、指示に従って手続きをしましょう。
ハウスキーピング協会の講座を利用して資格を取得するパターンのメリットとデメリット
これでハウスキーピング協会の講座を利用して資格を取得するパターンの手順は終わりです。この場合は以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
- 片付けのスキルを丁寧に身に着けることができる
- 生の講座を受講しながらアドバイザーのアドバイスを聞くことができる
- 講座を受講すると1級を目指す人と知り合うことができる
- ハウスキーピング協会のテキストから試験が出る
- テキストは薄い
一級を目指す中でアドバイザーの人、アドバイザーを目指す人と知り合うことができるので、モチベーションを維持しやすいですし、わからないことを聞きやすいです。
アドバイザー、受験者とのつながりはありがたいものになると思いますよ。
「みんなで一緒に1級に受かるぞ!」
という強いモチベーションは何物にも代えがたいものがあります。
また、テキストは講座を受けるたびにもらえるので自分で買う必要はありません。しかも、テキストは分量が少なく、集中して読み切りやすいと思いますよ。
デメリット
- 1級を受験するまでの費用が掛かる
- 講座が多い
- 講座によって講師が違う
- 過去問・問題集がものすごく少ない
試験を受けるまでの講座が多いので手続きが多く、費用が掛かてしまうことは否めません。また、講座によって講師が違うので、あうあわないが出てしまう可能性はあります。
まぁ、講師の人はきちんと試験に受かっているプロ中のプロばかりなので、心配はいらないと思いますが。
一番の問題は問題集といえるものがハウスキーピング協会で作っているアプリしかないことでしょう。ですから、1時の筆記試験の勉強はアプリを使いつつ、テキストを読み込むことになります。
2.ユーキャンで勉強して資格を取得するパターン
こちらのパターンの人も結構多いのではないでしょうか。
ユーキャンで資格を取る場合、ハウスキーピング協会の講座を受ける場合と少しステップが変わります。
以下にユーキャンのページのリンクを貼っておきます。
ユーキャンの場合は以下のようなステップになります。
- ユーキャンの添削サービスを受けながら勉強する
- 1級1次試験を受験
- 結果が届く
- 2次試験を受験する
- 整理収納アドバイザー1級!
詳しく見ていきましょう
a.ユーキャンの添削サービスを受けながら勉強する
ユーキャンの指定された添削課題を解きながら整理収納について学んできます。テキスト、問題はすべてユーキャンで用意してくれているので従っていきましょう。
ユーキャンの場合、添削課題に合格すると2級認定講座、1級予備講座を受講することに該当します。
正確には2回目の添削課題が2級認定講座、3回目の添削課題が1級予備講座に該当するみたいです。
ユーキャンの場合は講座を受ける必要はなく、自宅での勉強によって1級予備講座までのステップが完了します。
講座を受講する時間がない人にとってはすごくありがたいのではないでしょうか。
しかし、ユーキャンの場合は受講開始から8か月がサポート期限なのでこの期間を過ぎると添削課題が手出できないみたいです。
通信講座は自分のペースできるものの、ペース配分をきちんと計画立てて行わないといけないので気を付けてください。
b.~e.
試験を受ける部分はハウスキーピング協会の講座を受ける場合を同じです。上で詳細を書いたのでそのまま参考にしてください。
ユーキャンで勉強して資格を取得するパターンのメリット、デメリット
ユーキャンの場合は以下のようなメリット、デメリットがあります。
メリット
- 自分のペースで勉強できる
- 講座を受けなくていいから移動する必要がない
- 問題集が豊富
ユーキャンの場合は添削課題の提出が2級認定講座、1級予備講座になるので自分のペースで勉強できますね。
自分の時間と場所に合った講座を探す手間もないので楽ですね。
また、ユーキャンの場合は問題集が豊富です。整理収納アドバイザー1級になりたい場合は問題が多いのでうれしいかもしれませんね。
デメリット
- ハウスキーピング協会のテキストはもらえない
- ユーキャンのテキストの分量が多い
- 整理収納アドバイザー1級の人の話を聞く機会を作りづらい
- 仲間を作れない
- 自分のペースを作るのは意外と難しい
ユーキャンの通信講座を受ける場合はもちろんハウスキーピング協会のテキストはもらえません。整理収納アドバイザー1級の試験はハウスキーピング協会のテキストから出題されるので、正直ハウスキーピング協会のテキストがないのは厳しいのかなという気持ちもあります。
また、通信講座なので整理収納アドバイザーの人にあったり、受講仲間に会う機会を作ることが難しいです。ですからモチベーションを維持するのが難しいかもしれません。
最後に、これは通信教材共通の問題ですが、自分のペースを維持するというのは非常に難しいです。きちんとスケジュールをくんで課題に取り組む実行力が必要になります。講師もいないので、ペースをつかむのが難しいかもしれません。
まとめ
今回は整理収納アドバイザー1級になりたい方のために整理収納アドバイザー1級になるために必要な手続きを説明しました。
ユーキャンを利用するにしても、ハウスキーピング協会の講座を利用するにしてもきちんと整理収納の知識を頭に入れて実践できるようになる必要があることは変わりません。
しっかり勉強して、合格して片付けのプロになって、自分の可能性を広げてください。
自分も結果が出るのを楽しみに待ちつつ、片付けに関してもっと勉強してスキルを磨いておくことにします。
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