[書評]『ビリギャル本』を紹介しますー映画もヒットした話題作を改めて読んでみよう!ー

今回はこちらの本を紹介したいと思います。本棚を片付けていたらみつけました。

「ビリギャル」ブームを起こした原作です。映画にもなって大ヒットしましたね。もしかすると、本よりも映画のほうが有名になったのかもしれません。

birigyaru

http://jidai2005.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-3a4c.htmlより

このまえ、久しぶりにこの本を見つけて読んだのですがやっぱり面白かったです。ぜひ読んでほしいなと感じたので紹介していきますね。

タイトル、著者、出版社

タイトル:学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話
著者:坪田信貴
出版社:KADOKAWA

タイトル意外と長いんですよこの本。だから、「ビリギャルの本」と書いたほうが短くていいので、今回はそう書くことにします。

この本はStory.jpというサイトで投稿していた話を書籍化した本だそうです。Story.jpが気になる人はぜひ見てみるといいでしょう。すごくいい話がたくさんありますよ。

ちなみに、著者の坪田信貴さんも最近はよくメディアで見るようになった気がします。

目次

第1章 金髪ギャルさやかちゃんとの出会い
第2章 どん底の家庭事情、批判にさらされた母の信念
第3章 始まった受験勉強、続出する珍解答
第4章 さやかちゃんを導いた心理学テクニックと教育メソッド
第5章 見えてきた高い壁―「やっぱり慶応は無理なんじゃないかな」
第6章 偏差値30だったギャル、いよいよ慶応受験へ
第7章 合格発表と、つながった家族

大まかな内容

内容はタイトル通りです。著者が経営している塾に学年ビリのギャル(名前はさやかちゃんですね)が通います。

このさやかちゃん。学年ビリというだけあって、最初は全く勉強はできず、大学に入る云々というどころではありません。

どれくらいかというと、「Hi, Mike!」を「ヒー、ミケ!」というくらいです。(この状態で、塾に行こうと思うさやかちゃんの意志もすごいなと自分は思ったりもします)

この状態から大学受験を志して大学に入るということ自体が奇跡だといえるでしょう。大学受験を経験した人は理解してくれると信じています。

この状態から、慶応に1年で入ることになります。その奇跡の軌跡が書いてあります。

主人公は名門校にいた!?

この本と映画が流行ったとき、主人公の「さやかちゃん」が通っている高校が名門校だということが話題になった時がありました。さやかちゃんの高校が名門だったから慶応に受かったのであって、先生の指導や本人の努力は二の次のような内容が話題になったことがありました(今ではほとんど聞かなくなりましたが)

しかし、この話の本質はもともと勉強を全くしてこなかった人が、勉強をしようと決意し、高い目標に向けて努力することの奇跡。そして、不可能ともいえる目標を達成したプロセスこそが私たちが学ぶべき内容です。

この話を読んで「出身校が・・・」などという話が出ること自体、この本の内容の本質と外れているのではないかと感じてしまいます。

印象に残ったフレーズと感想

印象に残ったフレーズを紹介しつつ感じたことをまとめてみることにします。

「なぜ?」「なぜ?」と生徒に聞かれていくと、教師側が知らない問題に案外早く到達するものです。
p53

先生がこの姿勢を持っているのはすごいですよね。このような謙虚な姿勢で生徒に向き合っていればきっと授業も密度の濃いものになるでしょうし、生徒も先生もすごく成長できそうです。

まぁ、先生がそこまで謙虚になるのはすごく難しいことだいうのはわかりますが・・・

共に学んで、一緒に成長する。

勉強を教わる身としては、このような姿勢の先生に教わってみたいですね。

幼児に対しても、理由をよく聞いて、良く話して、納得させることが大切です。こどももいろいろなことを考えて行動しているのです。
p71

さやかちゃんのお母さんの考え方ですね。この本を読む限りさやかちゃんのお母さんは「心」を大切にしていることがわかります。子供の感受性を大切にしつつ、子供だからと言って邪険にせずきちんと話し合う。

周りに何を言われても、娘のことを第1に考え、守り通した姿勢はぜひとも注目したい部分です。

自分が成功することを”知っている”こと。自分が天才だと”知っている”こと。根拠なんていりません。そう、”知っている”だけでいいんです。
p122

これを読んでいて、スラムダンクの桜木花道を思い出してしまいました。

天才になるためには、天才になれる能力をつける前に、「天才だ」と自分が自分を思ってやることが第一歩ということですね。

成功する前に、まず自分が成功することを確信し、鮮明に意識していくということの大切さを教えてくれる一文です。そういえば、サッカー日本代表の本田選手も小学校の卒業文集をはじめ、常に成功のイメージを描いているという趣旨の発言をしていた気がします。

 

「成功をイメージする、まず確信する」

今日から実践していきたいですね。

成功した一番の理由は、「中途半端なプライドは捨てて、恥をかくことを恐れなかった」ことにある。
p274

失敗すること、恥をかくことを恐れてしまう心はあります。

それをどうやって乗り換えるか?
どうやったら恐れずに進めるか?

ということを、考えて、乗り越えられようになると自分の歩みは急速に加速するでしょう。やっぱり、生きている以上成功したいじゃないですか。いい人生にしたいじゃないですか。

だからこそ、自分はプライドを捨てることでうまくいくことがあるなら、捨てたいものですね。

最後に

この本は、ものすごく流行った本だからなのかもしれませんが、タイトルの強烈さと映画のイメージ(とくに、主演の有村架純さんのイメージかもしれませんが…)が先行してしまっているかもしれません。そのため、内容をしっかり紹介されていないかもしれないです。しかし、しっかり読んでみると非常に学び、感じることの多い内容です。

奇跡はかかわっている人のビジョンや努力などによって起こるべくして起こるということがわかります。

壁を超えるという言葉はよく聞きますが、実際に教える人がどうやって導き、教わっている人がどうやって超えるのかを具体的に示した話というのは貴重だと思います。

最後に、この本の最初に書いている言葉をピックアップします。

ダメな部下などいません。だめな指導者がいるだけなのです

自分もこういった姿勢をもった指導者をメンターに持ちたいものです。
自分もこういった姿勢を持った指導者に将来なりたいものです。

ぜひ読んでみてください。

今回はこれで本の紹介を終わりにします。

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